帰国生の、帰国生による、帰国生のための中学受験

我が家の中学受験へのチャレンジを通じた気づきなど書いていきます

帰国子女受け入れ中学校紹介(富士見丘中学校・高等学校)

 今回は富士見丘中学高等学校です。私はよく富士見中学高等学校と間違えがちです^^;週刊東洋経済の「6年間で伸びる進学校ランキング」週刊ダイヤモンドの「レバレッジ度ランキング」などで上位を占める学校です。

 

富士見丘中学高等学校の基本情報

アクセス

 渋谷区笹塚に立地しており、笹塚駅から徒歩5分です。渋谷駅からバスで近くまで通うこともできます。

 

教育理念

 21世紀のグローバル社会を生きる力をグローバル・コンピテンシーと位置づけ、主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度を涵養し、幅広い資質・能力を磨いていくとともに、英語4技能のスキルを習得することを目指しています。

 教育理念からもわかるように、グローバル教育に力を入れていて、文部科学省の国際教育プログラムにも選ばれています。

 内気な子供にも合いますか、という質問に対して、帰国生をステレオタイプで見ないしていることや、内気な生徒でも練習を繰り返して自信を持ってプレゼンできるようになっていきますといったようなご説明がありました。

 

生徒数

 中学は1クラス20名前後の少人数でホームルームクラスが編成され、英語力の高い生徒を対象とした英語特別コースが設定されています。全校生徒に占める帰国生の割合は約20%(2021年4月)で、現地校出身が半分弱、インター校出身が4割弱、と日本人学校出身が2割弱という感じです。

 

偏差値

 四谷大塚では偏差値は掲載されていません。一般入試でも多様な試験形態があり、帰国生入試もいわゆる筆記試験のないA方式などがあって算出できないのかもしれません。

 

帰国生向けの情報

英語取り出し授業

 英語特別コースにおいて、英検2級以上のインタークラスは週7〜8時間(高校生は英検準1級以上、週8〜9時間)ネイティブ教員が授業を担当するEnglish Honors Programを設置して、海外の現地校・インター校と同レベルの授業を行っています。

 このEnglish Honors Programに参加できなくても、日本人とネイティブ教員のティームティーチングオンラインのスピーキング練習、辞書を使わず多読を行うextensive reading週末エッセイライティングなどの取り組みがなされており、レベルに応じ英語力を伸ばせるとのことです。また、高1から高3では、TOEFLやIELTS受験を考えている生徒向けにAcademic Englishのクラスも設置されています。

 こうした取り組みの結果、2020年度卒業生の7割が英検2級以上、英語レベルの高いアドバンストB・インターレベルでは英検1級以上が64%(母数は分からないのですが・・)という英語力を身につけたそうです。

 

グローバル教育

 中学3年のオーストラリア修学旅行や高校2年の米国修学旅行といった修学旅行において現地の姉妹校との交流が行われるほか、中2から高2の希望制でイギリスで行われる約3週間の短期留学、中3から高2の選抜制でイギリス、オーストラリア、カナダで行われるターム留学が用意されています。

 また、海外大学推薦制度が用意されており、IELTSや学内成績の基準をクリアして推薦を得ることでイギリスのロンドン大学キングス・カレッジやオーストラリアのクイーンズランド大学に進学することができます。

 このほか、探求学習として、中1から土日を使って自分の好きなテーマをとことん研究する取り組みに続けて、高校でグローバルな課題について海外フィールドスタディを行う授業もあります。

 加えて、模擬国連部もあり、模擬国連や各種コンテストで活躍しています。今年の4月には、東大などのアジアトップ大学の学生で作られている国際NPOのプログラムに参加し、ハーバード大の学生たちと討論するといった活動がマスコミにも取り上げられています。

 

帰国生へのサポート

 7時間目が原則として授業科目フリーの学習時間「Study7」とされています。自主参加の補講が開講されており、各生徒の状況に応じて勉強することができます。

 特に帰国生には、各学年に置かれている帰国生専門の学習サポーターが学習すべき講座を学習状況に応じてコーディネートしてくれるとのことです。日本語の学習歴が浅い生徒には日本語キャッチアップ講座も行い、漢字のほか、理科や社会のフォローも行われています。

 

編入

 編入は定期的に行われており、2022年入試では3回行われるようです。高3の4月末までは編入で受け入れられるそうです。

 

進路

 帰国生の2021年の進学実績は、卒業生21名について、東京外国語大学2名、早稲田1名、上智3名、ICU2名、GMARCH5名という感じです。

 また、コロナ前3年間(2018年〜2020年)でトロント大学などをはじめとする海外大学に18名合格、13名進学しているとのことで、海外で活躍を志す生徒も多いようです。

 

帰国枠の入試

 海外滞在中の家庭向けに、ニューヨーク、シンガポール、香港、ロンドンの4箇所で海外特別入試を行う他、オンラインでの入試も行われます。

 コースや受験方式が選べ、入学資格を10ヶ月保持できる(翌年の9月入学まで)とのことで、コロナの影響ですぐに帰国できない家庭も受けやすくなっています。

 受験方式にはA方式とB方式があります。A方式は、現地校・インター校出身者向けで、英語エッセイ(100点)と基礎日本語作文(30点)、書類(30点)と面接(40点)で判定されます。

 B方式は日本人学校出身者向けで、中学は国語(100点)、算数(100点)、英語(100点)の3科目から2科目、書類(20点)と面接(30点)で判定されます。

 英語資格を持っていると優遇措置があり、英検2級相当を持っていると、英語の得点率が90%となるということで、英語資格保有者には非常に有利になっています。

 いずれの方式も、英語特別コース希望の場合は英語の口頭試問が行われます。

 面接では、事前に提出する活動報告書(海外で頑張ったこと・打ち込んだこと)の内容を詳しく聞かれるとのことです。

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