帰国生の、帰国生による、帰国生のための中学受験

我が家の中学受験へのチャレンジを通じた気づきなど書いていきます

帰国子女受け入れ中学校紹介(共立女子中学高等学校)

 今回は「東京で一番出会いの多い女子校」がキャッチフレーズの共立女子中学高等学校です。

 

共立女子中学高等学校の基本情報

アクセス

 千代田区に立地しており、神保町から徒歩3分、竹橋駅から徒歩5分と、どこからでもアクセスが便利で、埼玉、千葉、神奈川も含め、様々な地域から生徒が通学しています。

 

校訓・教育方針

 校訓は「誠実・勤勉・友愛」で、時代を超えて”輝き、翔ばたく女性”を教育目標として掲げています。

 生徒一人ひとりが6年間で徳性を身につけ、周囲と協調しながら個性を発揮しつつ、自立を志向し、社会に貢献できる女性に育ってもらいたいとのことです。

 そのため、5教科だけではなく、礼法の科目があったり、中1からデッサン・油絵の授業があるなど、実技系科目も大切にする伝統があります。一方で、全員がiPadを購入して利用するなど、新たな時代にも適応する取り組みも進めています。

 「東京で一番出会いの多い女子校」というだけあり、「どんな学校ですか?」という質問には、「1学年320人、様々なタイプの生徒がいます」とのことで、生徒の絶対数の多さから来る多様性が強みのようです。

 生徒が多いから教員の目が行き届かないのでは?との懸念については、専任と非常勤合わせて約170名の教員で、生徒一人あたりの教員数は都内の平均より高いとのことです。

 こうした多数の生徒・多数の教員がいて、気の合う人もいれば合わない人もいるまさに「社会の縮図」の中で、意思疎通し、成長していけるというのがメリットです。

 

生徒数

 生徒数は1学年当たり約320名で、8クラスに分かれています。帰国生は各クラスに均等に分かれて配属となるため、各クラス3名程度とされています。ただし、帰国枠入試で受験をしていない海外経験のある生徒もいることから、全体の15%は海外経験のある生徒だそうです。

 

偏差値

 四谷大塚の偏差値だと一般入試の80偏差値で54(2月3日)ですが、帰国生試験については、50となっています。



帰国生向けの情報

英会話取り出し授業

 入学時にアンケートを取り、英検準2級以上の力がある場合は、ネイティブ講師による英会話の取り出し授業を週1時間受けることができます。それ以外の授業は日本人教員の授業で、中1の途中から習熟度別に分けて授業を行っていきます。



グローバル教育

 希望者を対象に海外研修プログラムやターム留学などが用意されています。

 中1〜中3の春休みには韓国の英語村、中2・中3の春休みにはシンガポール、中3,高1の春休みにはオーストラリア、高1・2の春休みにはイギリス、高1・高2の夏休みにはカナダ・ニュージーランドというように、自分のその時の英語力や希望に応じて様々な国に行く研修プログラムが用意されています。

 また、ニュージーランド、カナダには2・3ヶ月から10ヶ月のターム留学を行うことが可能です。

 このほか、長期休暇中の宿題として各自のレベルに応じたオンライン英会話レッスンが課されているのですが、学期中もチケットを購入することで利用できるという仕組みもあるそうです。

 また、こちらも希望者対象ですが、英字新聞を作成する英字新聞プロジェクトや、英語でディスカッションを行うエンパワーメントプログラムなどもあり、高校英語部の活動として模擬国連にも参加しています。

 

帰国生へのサポート

 中1で入学して1月程度経った時点での帰国生の平均的な学力は、当然ですが英語は非常に高く、数学や国語は平均くらい、理科や社会が平均より下という感じだそうです。

 帰国生に限らずですが、教員の数を生かして、少人数、習熟度授業が多く取り入れられています。

 中1前期から英会話に加えて国語表現は少人数、中1後期から数学・英語は習熟度別、中3からは古典が習熟度別になる他、高校では演習を中心に、10名程度の授業もあるとのことです。

 また、苦手な生徒向けの指名補習得意な生徒向けの希望制補講夏期・冬期講座や、外部業者による下校時間後の自習室(20時まで、チューター常駐)といった取り組みも行われています。コロナ禍で今はできていないそうですが、1割程度が利用しているそうです。

 塾に通う生徒は高2辺りから増えていき、高3で8割弱の生徒が通っているそうです。

 

編入や復学

  編入はなし復学については、中1の研修旅行(7月)まで在籍していた場合、国内外を問わず転学・退学後2年以内で、高1の8月までに戻る場合は認められます。

 

進路

 帰国生だけのデータは公開されていませんが、必ずしも国際系学部に進学する生徒が多数派ではないらしいです。

 全体として、国公立15名、早慶上理ICU46名、GMARCH54名、津田塾・東京女子・日本女子18名といった進学状況になっています。共立女子大学に進学する生徒は最近は15%ほどだそうです。

 

帰国枠の入試

 募集は25名で、試験科目は英語または国語のどちらか1科目と算数に加え、面接があります。受験者数156名に対して、合格者117名で倍率は約1.3倍となっており、大体6割程度取れれば合格圏となっているとのことです。

 英語は準2級から2級程度のレベル、国語や算数の難易度は2月の一般入試と比べるとやや簡単になっています。

 面接は、受験生のみのグループワークが行われます。面接の説明動画が学校HPに掲載されていますが、昨年はコロナで行われなかったようです。

 英検準2級以上を取っていれば、受験に際して優遇措置があります。また、入学手続きの締切は2月4日とのことで、他の学校との併願がしやすくなっています。

 

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